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さいたま市浦和の鍼灸整体・アゼガミ治療室のブログ

さいたま市浦和で28年、経験豊富で安全な鍼灸・整体を行う治療院です。症状などを東洋医学の視点から解説しています。
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O脚だけが治ればそれでいいの?
JUGEMテーマ:健康

健康番組で、O脚などの足の悩みを解決するエクササイズを紹介していました。

「体の使い方や筋肉のバランスを整えて骨格をよくしよう」という 脚を中心としたストレッチやエクササイズです。

結果を befor と after で比較したところ、

「ひざの間がくっついた! ひざが伸びた! ヒップアップできた!」

と参加者の方は喜んでいました。


ここで、一考。

O脚だけが治れば、それでいいのでしょうか?

答えは「否」。


横から見た姿勢を比較すると、たしかに after の方がヒザも伸びてお尻の位置が高くなっていますが、上半身は腰のあたりからと首の辺りから前傾してしまっています。 

なぜこうなってしまったのでしょうか?

この参加者の方の場合、骨盤と仙骨(背骨の一番下の土台)の関係が悪く腰も後傾(後ろに傾いている)していて、お腹の前側のインナーマッスルが縮んで肩も前に出ています。

今までは、腰は後傾して膝を曲げて重心のバランスをとっている姿勢でした。

それが、骨盤と仙骨の関係の悪さやお腹のインナーマッスルが縮んでいるのはそのままで、脚だけエクササイズによって伸びたので、その分上半身は前に傾いてしまったのです。

この姿勢だと、上半身の前傾をむりやり起こそうとしてウエストの辺りで反り起こすようになれば、腰を痛める原因になることもあります。

「重心」のバランスの視点が欠けているため、O脚は改善して脚のバランスはよくなったかもしれませんが、上半身との調和がとれていない姿勢になってしまったのです。


東洋医学ではこういう調整の仕方はしません。
必ず「全体の重心のバランス」をとっていきます。

このケースでは、まず骨盤と仙骨の関係や腰の後傾を改善します。お腹の前側のインナーマッスルや肩〜腕の内側をゆるめます。(この経絡の流れを「肺経」といいます)

それから膝を伸ばしていきます。(この経絡の流れを「腎経」といいます)

肺経と腎経は親と子の関係にあり(肺経が親)、東洋医学では「親から治す」ということになっています。

長年 治療を行っていると、この親子の順番は「重心のバランス」をとっていくための知恵であることがよく実感できます。


「筋肉のバランスを整える・骨格のバランスを整える」

という文言はよく聞きますが、それを行うにふさわしい理論や技術があるか?

はとても気になるところです。

 

さいたま市浦和の鍼灸整体・アゼガミ治療室

〒330-0062 さいたま市浦和区仲町1丁目2-9 エグチビル5F
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