30代、40代と 中高年になってくると、股関節の辺りに痛みを感じる という人が増えてきます。
「変形性股関節症」 はその代表的な病気です。
股関節をなめらかに動かすために 骨の外側を覆っている軟骨が すり減ってしまうために起こります。
軟骨がすり減ると、傷ついて徐々に関節が壊れ、それにつれて痛みが増していきます。
「先天性股関節脱臼」 や 「先天性臼蓋形成不全(股関節のかぶりが浅い)」 など、生まれつき股関節の形態に問題のある人がなるケースが多く 主な原因と言われています。
しかし、そういった問題がない人でも発症することもあり、また臼蓋形成不全(股関節のかぶりが浅い) などのある人でも 人によって進行は異なります。 何故でしょうか?
変形性股関節症の発症や進行には、臼蓋形成不全などの股関節の形態の異常のほかに、姿勢などの生活習慣からくる 骨の位置関係の悪さが 大きく関連していると私は考えています。
骨と骨の当たる角度が悪かったり不安定だと、軟骨の一部分だけに負荷がかかったり 傷つきやすくなるのです。
逆に、傾いた姿勢を治して関節の角度をよい状態に保てれば、関節や軟骨に余計な負荷がかからなくなるので、関節は痛みにくくなり進行を抑えることも可能と考えられます。
いかに関節に負担をかけずに使うか、姿勢の面から見直していこう ということです。
さいたま市浦和の鍼灸整体・アゼガミ治療室
〒330-0062 さいたま市浦和区仲町1丁目2-9 エグチビル5F
TEL:048-834-7477
10:00〜22:00 日休 ※祭日は変則営業